池井戸潤×野村萬歳!サラリーマンは辛い!映画『七つの会議』レビュー
映画『七つの会議』を見ました。
キャストは野村萬歳、香川照之、鹿賀丈史、北大路欣也、片岡愛之助などなど大物がズラリ!重厚感あふれるスクリーンになります!
ストーリーは中堅電気メーカーが舞台となっていて、主人公であるダメ係長(野村萬歳)がなんやかんやトラブルを起こします。しかしその行動の裏には何かが隠されている・・・その真意と背景と黒幕はいったい!?
というサスペンス的なもので、謎に迫る過程が見ていて楽しいです。
この映画のいちばんの見所は!
なんといっても及川光博演じる原島課長です。あの王子さまみたいなミッチーですが、この映画では気が弱くおとなしいメガネの営業課長を演じます。ダメ係長に振り回され(上司なのに)若い女性社員に引っ張り回され(上司なのに)あげくにズッコケたりしています。
それがすごく愛らしく、がんばる姿を応援したくなります!
映画の中心人物の中では貴重な癒し的存在(他が濃い)ですので注目です!
主人公役の野村萬歳は相変わらずあえてのクセの強い演技ですが、クセだけじゃない厚みのある演技がさすがですね。目力の強さに引き込まれます。
『七つの会議』というタイトルから会議シーンが多いのかと思いましたが、そんなことはありませんでした。みんなドーナツを食べてばかりいます。
=映画のおともに=
この映画はキャストが濃いので、あっさりした和菓子が合うとおもいます。
手も汚れないので串にささったおだんごがオススメです。