就職先の上司がパワハラモンスターだった件...映画『プラダを着た悪魔』紹介
映画『プラダを着た悪魔』(2006年、110分)の紹介です。
どんな映画?あらすじ
主人公アンドレア(アン・ハサウェイ)は、ジャーナリストを目指して出版社に就職します。しかし、そこは有名ファッション誌の出版社で、しかもカリスマ編集長(メリル・ストリープ)の世話役を任されてしまいます。ファッションとは全く無縁だった主人公が、無理難題を言ってくる編集長のもとで成長していく物語です。
ここがみどころ
とにかくムチャクチャな編集長。現在ならパワハラ上司という言葉がピッタリですね。1日で辞めてもおかしくない環境です。
それでも主人公は負けません。仕事とファッションについてをイチからおぼえながら着実にこなしていきます。
どんな環境にあろうとも、自分の仕事に向き合って地道にこなしていく。自分の興味のない分野でも勉強して身に付けていく。
この映画を見たあらゆる人が、主人公を自分に重ねて応援したくなるのではないのでしょうか。
メリル・ストリープが怖い
カリスマ編集長役のメリルが迫力の演技です。怖いです。この存在感あっての『プラダ』です。
さすがアカデミー賞ノミネートの鬼。
エミリー・ブラントが好き
主人公に仕事を教えてくれる先輩としてエミリー・ブラントが出演しています。
劇中でエミリーが鼻水ぐしゅぐしゅになるシーンがあります。私は彼女をはじめて見たのですが、この印象が強かったのでしょう。
その後、私はエミリーが出ている作品を見つけると、「あ、鼻炎の子だ。」と認識するようになりました。
強い女性を演じる役が増えてきたエミリー。
『オール・ニード・イズ・キル』を見て「あっ、鼻炎の子出てるじゃん」。
『ボーダーライン』を見て「あ、鼻炎の子主役じゃん」。
『クワイエット・プレイス』を見て「鼻炎の子も、もう母親役かあ」
などと思っていました。
私自身がアレルギー性鼻炎持ちゆえに、親近感を持ってエミリー・ブラントが好きになってしまいました。
きっと花粉症持ちの方なども、エミリー・ブラントが好きになると思います。
さいごに
どんどんファッションを覚えておしゃれになっていくアン・ハサウェイがとにかくキレイです。仕事もできておしゃれになっていく姿は多くの方が理想とし憧れると思います。
ファッションが好きなひとも、好きでなかったひとにもおすすめの映画です。
=映画のおともに=
この映画におすすめなのは「しるこサンド」です。あんこをビスケットに挟んで焼き上げたお菓子です。
田舎出身のあんこのような主人公が、ビスケットというファッションに身を包んでいく、映画の内容にもピッタリ。ファッションにこだわりのある名古屋(愛知県)名物なのもポイントです。
紅茶やコーヒーと「しるこサンド」で映画タイムがおしゃれになります。
そして「しるこサンド」と映画の主人公の姿を重ねてこう言うでしょう。
「あん、挟(はさ)、ウェーイ!」